U-4多用途支援機は米国Gulfstream社製ビジネスジェット「GIV-SP」を基に航空自衛隊仕様に改修された機体です。
主に人員・小型物資輸送、及び訓練用として使用されています。
U-4は連絡・人員輸送を主なミッションとしていたレシプロ双発機「B-65」の後継、また多用途支援機として1995年より航空自衛隊に導入されました。
機体の特徴として通常の乗降用のドアとは別に、右翼側に急患・物資等を運搬可能にする大型カーゴドアがついています。GIV-SPの特徴でもある、高高度の安定飛行、マッハ0.80の速度を活用し作戦上の指揮連絡機及び人員・物資の迅速な輸送機として活躍しています。
また機体の静粛性・居住性の良さから、要人輸送の任務も担っており、地震・火山噴火・集中豪雨等の災害発生時に於ける日本国内遠隔地への視察時も利用されています。
※画像出典「航空自衛隊HP」