「クラス最大キャビン、最速スピードでの最長航続距離」を誇る「G280」。
スーパーミッドサイズの最高機種としての地位を不動のものにしました。
座席数 | 最大10席 |
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最大航続距離 | 6,667km(3,600nm) |
運用限界速度 | マッハ0.85 |
最大巡航高度 | 45,000ft |
エンジン | ハネウェル社製HTF7250Gエンジン |
大型化した主翼やT型尾翼など、大型ガルフストリーム機に近い機体設計を実現し、また、Honeywell製HTF7250Gエンジンを搭載します。これにより、最大航続距離3,600nm(6,667km)を、前モデル「G200」よりさらに高速のマッハ0.80で飛行することが可能になりました。運用限界速度はマッハ0.85。離陸滑走距離は4,750ft(1,448m)に短縮され、より多くの空港が利用可能となります。
「G280」では、特別チームを設け、機内の快適性を徹底的に追求しました。その結果、他の中型機に比べ17~35%のフロア面積の増加が実現されています。化粧室やギャレーのサイズがよりゆったりとし、さらに収納スペースも増加。飛行中にも大型貨物室へのアクセスが可能となります。キャビンレイアウトは8-10席の座席を配した3つのフロアプランから選択。機内には、「G200」から4枚追加された計19枚の大型窓が配され、客室に明るい自然光を取り込みます。最高高度45,000ftを飛行時の機内高度を、「G200」の8,000ftから「G280」では7,000ftへと、さらに与圧性能を改良し、併せて騒音レベルを低下することで、身体への負担を軽減します。
フライトデッキには、15インチの大型フラットLCDディスプレイを3面配置したPlaneView 280™コックピットを新たに採用。大型ガルフストリームシリーズの特長であるPlaneViewスタイルのコックピットが、この「G280」でも実現されます。さらに、フライト・マネジメント・システム(FMS)には緊急自動降下モードが組み込まれ、また、最先端システムEVSII、HUDIIもオプション装備可能など、安全性が格段に向上されます。